3月4日(火)、特進コースの1年生を対象に、アクセンチュア株式会社による特別授業が行われました。
テーマは、「データサイエンスでビジネスを変革! 〜データ分析で企業戦略を考えよう〜」。
デジタルの力で企業や公的機関の変革を支える世界最大級の総合コンサルティング企業ならではの、データを活用する授業が繰り広げられました。
取り組んだ内容は「遊園地の経営再建」。
パークA~L、さらにはその中のフード本部、商品本部、イベント本部に分かれた生徒たちが、データを分析して、環境負荷の低減も考えながら売上アップを目的とした施策を提案するというものです。
生徒たちは、社員の方々にサポートをいただきながら、売上が減少傾向にある要因は何か、その要因はなぜ起こっているのか、その問題を解決することの難易度、解決した場合の効果を個人、グループで検討しました。
どの要因に注目すると効率の良い問題解決につながるか根拠を考えて優先度をつけていくこと、考えた仮説を検証するために必要なデータをどう読み解いて考察するのか、といった実際に企業で行われているステップを体験しながら、効果的な施策を打ち出します。
授業の最後には、サポートしてくれた社員の方へ次の3つを意識しながら論理的に発表しました。
①遊園地の全体としての戦略
②グループの役割は何か
③グループが出した施策と打ち出した理由
ワークを少し難しいと感じた生徒も多かったようですが、施策を打ち出すことが目的ではなく、「答えのない問いにどう向き合い、何を正解にしていくか」という姿勢を学べたのではないでしょうか。
大学での研究や社会に出て「答えのない問い」に直面したときに、今日の授業で学んだことを活かしてほしいと思います。
授業の最後には交流会の時間も設けられており、社員の方たちと楽しそうに談笑していました。
アクセンチュア株式会社の皆さま、ありがとうございました。
個人ワークでは各自熟考中
グループワークで個人の考えを出し合います
社員の方々が各グループをサポート
難しい部分ついてはアドバイスを求めます
グループ内での発表でも「なぜ」の説明を意識
授業終了後は、社員の方と交流会
社員の方達に色んな話を聞きました
「めちゃくちゃ勉強します!」と宣言もした生徒代表挨拶