10月29日(火)、「シティ・カレッジ・プリマス(City College Plymouth)」のダニエル・クレフェン先生による特別講義を行いました。
グローバル教育にも力を入れる本校は、今回の授業の目的を3つ掲げています。
海外の講師による英語で行われる授業を受けることで、生徒たちが
① 英語圏の国の(普段の)授業を体験すること(海外留学等で求められる英語力を知る)
② 自分の今の英語力は実際に通用するかどうかを試し、刺激を得ること
③ イギリスの話を現地の人から学び、視野を広げること
友好校である「シティ・カレッジ・プリマス」は、イングランド南西部にある港湾都市で、ロンドンから列車で3時間半ほどの場所に位置しています。12,000人以上の学生が在籍し、これまでも本校からの留学生を受け入れてくれています。
今回は、ダニエル先生が1年15組、1年16組、2年14組の3クラスで、「ビジネスコミュニケーション」の授業を英語で実施してくださいました。
前半は、イギリスのことやシティ・カレッジ・プリマスの生徒の生活について。
「イギリスの学校は教科書を使わないことが主流で、教員はあまり話さずに生徒同士の会話を大事にして答えを導くサポートをしている」という日本とは異なる授業のあり方等を紹介してくれました。
後半は、今回のテーマでもある「ビジネスコミュニケーション」について。
授業の中で出された「ビジネスにおいて無駄にしてはいけない3つのこととは?」という問いに対して生徒たちは、先生にヒントをもらいながら、「Time」「Money」「Energy」という回答に辿り着いていました。
他にも、コミュニケーションは3つの要素が基本となっており、それぞれボディーランゲージ(Body Language)が55%、声のトーン(Tone Voice)が38%、言葉(Words)が7%の割合を占めているといったことを学びました。
高校生の頃から広い視野を持ち、生きた英語と多様な文化、考えに触れる機会を今後も設けていく予定です。