11月6日(水)、台湾の国立雲林科技大学を訪問し、日本の高校で初めて同大学との高大連携協定の締結を行いました。
国立雲林科技大学は台湾の雲林県郊外に位置する国立大学です。1991年に創立され、現在は工学部、管理学部、デザイン学部、人文科学部、未来学部の5学部を有し、約1万人の学生が在籍しています。
同大学は世界最大の半導体製造企業のTSMCと連携協定を結び、「半導体業界を牽引する日本人を育成する」というミッションのもと、2024年度から半導体に関する特別プログラムを展開しています。半導体の基本原理や製造プロセスを学ぶとともに、TSMCの協力の元、実際の半導体製造現場での実習を通じて実践的なスキルを身につけることができます。また、成績優秀者を対象とした授業料免除の奨学金制度もあります。
今回の連携協定締結によって、生徒たちの大学進学の選択肢が広がることを期待しています。