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2012年09月29日

教え子に乾杯!
 体育祭の余韻も落ち着き、秋到来の足音は確実に大きくなっています。 3年生は、進路達成・大学受験に向けての正念場です。第一志望・現役合格にこだわり、「現役生は入試当日まで学力は伸長する」ことを信じて、夢実現へのラストスパートです。
 この夏、教え子であるH君の結婚披露宴に招かれました。彼は、大学院を修了し中学校などで講師を続けていましたが、今年度から県外の中学校で英語の教諭として働いています。年齢は30代半ば、正式採用になる日を本人同様待ち望んでいましたので、連絡があった時は私も思わず大きな声を出していました。3月終わりに、赴任するにあたって訪ねてくれた時に一緒に撮った写真が、披露宴で紹介されました。ご夫婦共々、新しい土地での生活には戸惑いもあることと思いますが、「子ども達の明るい笑顔に毎日元気をもらっています」というメールに、こちらも元気を分けてもらっています。
 先日の同窓会総会の会場では、T君と卒業以来の再会を果たしました。四十路を過ぎた彼は、大手企業の管理職として活躍しています。「変わっていないね」「変わりませんね」から始まった懐旧談は、お互い笑顔、笑顔でした。後日送られてきた「久しぶりの出会いは、私自身ふと立ち止まってこれまでを振り返るいい機会になりました。」との便りに、若さだけで突っ走っていたような当時のわが身を想起させられ、私の方こそ「足元」を見つめる機会をプレゼントされた思いでした。
 卒業生の皆さん、いつでも恩師に会いに来てくださいね。(I)

2012年05月09日

連休が終わりました。
新緑が眩しい時節です。 寒かったこの冬は、それが緩むと一気に桜が開花し、強風が花びらを舞い散らせて、その後に続くツツジもそろそろ盛りが過ぎているように感じます。この時期は自然の息吹を感じることが多いだけに、その移り変わりもせわしないように見えます。 連休が終わり、学校生活の日常が戻りました。新入生は入学式からひと月経ち、先般の、オリエンテーションの総決算である校外での2泊3日の合宿も経験して、半分以上は『ヒガシの生徒』になっていると思います。 合宿の中で「今、何%くらい東福岡の生徒?」と何人かに尋ねましたところ、ある生徒は「17%」、また別の生徒は「60%」と答えました。「へぇ、60%は立派、合宿が終われば80%くらいにはなりますよ。17%の君も、50%にはなっているはず」 合宿が終わった数日後、やり取りした生徒と会いましたので、「現在は?」「60%です」「あれ?あの時すでに60%だったけれど」「あっ、65%です!」(?) 1年生のみんなが、一日も早く『ヒガシの生徒に変身』するように願っています。   連休中に、吹奏楽部の『第9回定期演奏会』が本校記念講堂で開催されました。初の校内での開催、そして念願の『定期』の二文字が付きました。入部して初めて楽器に触れるという生徒がほとんどで、しかも慢性的に部員不足に悩んでいる状況の中、12月の予餞会での演奏に比べ、格段の上達ぶりに感心しました。 男子校吹奏楽の力強いサウンドに酔いしれながら、部員がもっと増えれば、さらに素晴らしい音楽を提供できるのに…。約200人の聴衆の盛んな拍手を聞きながらそう思い続けていました。 ヒガシの部活動はスポーツだけじゃない!   (K)

2012年04月17日

新年度の始まりです。
去る10日の入学式で813名が東福岡高等学校の仲間に加わり、在籍生徒数2295名の縁が結ばれました。  先の震災に遭われた方の話です。家族が眼前で津波にさらわれました。「命あればこそ、生きていればこそだぞ!」と叫びながら津波に消えたそうです。遺される家族に、しっかりと生きて欲しいと願ったのでしょう。お気の毒で仕方がありません。  新入生の皆さんが、入学式を迎えることが出来たのも、「生きていればこそ、命あればこそ」です。この3年間の中では、時には背を向けてしまいたい事があるかもしれません。でも、何事も生きていればこその試練です。普通に日常が過ぎていくこと、当たり前に学校生活が送れることの意味を、新たな出発を機に、改めて見つめて欲しいと思います。これからの東福岡での青春の時間が、意義深いものとなることを願っています。  入学式当日に、ある新入生と「再会」しました。オープンスクールに参加してくれた生徒です。その時、何気なく声をかけたところ、「友人関係を築くのが苦手で学校に行きづらい日もあり、一時は高校は通信制にしようかと考えた時もあった。でも、今のままの自分ではこの先通用しない。全日制の高校に入学して自らをリセットしたいと考え参加した。」という思いを語ってくれました。しっかりと目を見つめて、静かな口調の中にも覚悟を感じさせるその表情に感銘を受け、是非本校で成長して欲しいと思い、入試までもうしばらく時間があるから、しっかりと準備をして入試に臨み、合格・入学のあかつきには報告に来てください、と伝えました。結果、素晴らしい成績で合格し、本校に入学を決めてくれたのです。  「入学おめでとう。何かあれば、担任の先生に相談しなさい。時には私の所に来てもいいよ。」「はい、東福岡でしっかり頑張ります!」と満面の笑顔を見せてくれました。嬉しい反面、この生徒が3年後に最高の笑顔で巣立っていくための責任をズシンと感じました。  ラグビー部が全国選抜大会で優勝して花園大会を含め6季連続日本一の成績を収め、また53期卒業生の石橋千彰さん(競泳)が、42期の村田修一さん(野球)・48期の長友佑都さん(サッカー)に続いてオリンピック代表に選ばれるという、素晴らしい知らせと共に新年度のスタートです。  (K)

2011年10月07日

秋に想う
金木犀の香の時季です。読書の秋、芸術の秋、味覚の秋などと呼ばれる季節の色が、日ごとに濃くなっています。今季は秋刀魚が豊漁とかで、脂がのった美味しい秋の味覚に舌鼓を打ち、好きな音楽や書物に囲まれての夜長は至福のひと時ですね。  先日、生徒たちに「『からすなぜなくの からすはやまに』の歌詞で始まる童謡のタイトル、知ってる?」と尋ねると、何人かの諸君が「『からす』ですか?」と自信なさそうに言いました。もちろん「七つの子」なのですが、「じゃあ、『七つの子』というのは、7歳それとも7羽?」どうも判断が出来かねているようでした。カラスは一度に7羽も産まないとか、7歳のカラスはもはや子どもではないとか・・・これには、諸説があるようです。  野口雨情がこの詩を発表したのが大正末、そのころの乳児死亡率は10数%だったそうです。当時は、子どもに、まずは無事に7歳まで育って、という親の祈りもあったのでしょうか。実はそういう願いが込められた歌なんだ、ということも何かに書いてあったように思います。作者のみぞ知るです。「七つ」の真意がどうであれ、親である雨情の思いを感じます。  現在では日本の5歳未満児死亡率は0.3%ですが、世界に目を向けると、毎年約600万人の子どもたちが栄養不足が原因で亡くなっているという現実があります。わが国でも、昨今「総中流意識」が崩れて経済格差が進行している懸念が示され、米国では若者たちが雇用確保と格差是正を求めて金融街をデモ行進している様子が報道されています。子どもや若者が絶望する社会になってはいけません。  子ども達(カラスの子も)が生きる喜びを実感できるように育てたい。  秋刀魚を食べられる幸せを感じつつ・・・ (M)

2011年09月07日

卒業生に感謝
 先日、26期卒業生(1983年卒)の方から手紙が届きました。一部割愛箇所もありますが、原文のままご紹介します。

『---この手紙を書きましたのは、私事ではありますが、21年ぶりに転勤で福岡に戻って来ることが出来たからです。そして先日、久しぶりに母校を訪問させていただきました。そのときの感激をお伝えしたく筆を取りました。  校舎は美しく創造的な建物に変わっておりました。守衛さんも、非常に親切に対応してくださいました。正面玄関を入ると、女性事務員の方が素敵な笑顔で挨拶してくださり、逆に緊張してしまいました。自分は卒業生で、恩師がまだいらっしゃればお会いしたいと尋ねますと、自分が在校中の先生方の名前をひとりずつ教えてくださいました。担任の先生は残っていらっしゃいませんでしたが、書道の岩田先生がまだ勤めていらっしゃるという事で、挨拶をさせていただく事にしました。  書道準備室に案内されて入ると、岩田先生・近藤先生、それからお名前は忘れましたが、卒業生でもある3名の先生方が、気さくに声をかけてくださいました。「担任の先生は?」「どんな先生に習った?」「あの先生か、懐かしい!」「学校はきれいになったでしょう」「進学の面も素晴らしいんですよ」「コーヒーはブラックで?」……アポイントも無く突然お邪魔した私をとても温かく迎えてくださいました。熱いものがこみ上げてきて、思わず涙まで出てしまいました。この学校の卒業生でよかった。  東福岡高校はラグビーやサッカーが強く、年末の全国大会を毎年楽しみにしていますし、いつも自慢しています。  楽しかった高校生活、親友と呼べる友人との出会い、頑張った勉強やクラブ活動、良い思い出です。そして今でも温かい先生方がいらっしゃる!  近藤先生からは後日、同窓会の案内状を送っていただきました。もちろん参加させていただきます。学園祭もあるということで、楽しみにしております。これからの東福岡高等学校の更なる発展をお祈りしております。 追伸、次はB定食を食べに行きます。---』

ありがたい手紙です。卒業生の活躍が在校生の誇りであり、在校生の頑張りが卒業生の誇りである、そう銘記しています。  (M)