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2012年04月17日

新年度の始まりです。
去る10日の入学式で813名が東福岡高等学校の仲間に加わり、在籍生徒数2295名の縁が結ばれました。  先の震災に遭われた方の話です。家族が眼前で津波にさらわれました。「命あればこそ、生きていればこそだぞ!」と叫びながら津波に消えたそうです。遺される家族に、しっかりと生きて欲しいと願ったのでしょう。お気の毒で仕方がありません。  新入生の皆さんが、入学式を迎えることが出来たのも、「生きていればこそ、命あればこそ」です。この3年間の中では、時には背を向けてしまいたい事があるかもしれません。でも、何事も生きていればこその試練です。普通に日常が過ぎていくこと、当たり前に学校生活が送れることの意味を、新たな出発を機に、改めて見つめて欲しいと思います。これからの東福岡での青春の時間が、意義深いものとなることを願っています。  入学式当日に、ある新入生と「再会」しました。オープンスクールに参加してくれた生徒です。その時、何気なく声をかけたところ、「友人関係を築くのが苦手で学校に行きづらい日もあり、一時は高校は通信制にしようかと考えた時もあった。でも、今のままの自分ではこの先通用しない。全日制の高校に入学して自らをリセットしたいと考え参加した。」という思いを語ってくれました。しっかりと目を見つめて、静かな口調の中にも覚悟を感じさせるその表情に感銘を受け、是非本校で成長して欲しいと思い、入試までもうしばらく時間があるから、しっかりと準備をして入試に臨み、合格・入学のあかつきには報告に来てください、と伝えました。結果、素晴らしい成績で合格し、本校に入学を決めてくれたのです。  「入学おめでとう。何かあれば、担任の先生に相談しなさい。時には私の所に来てもいいよ。」「はい、東福岡でしっかり頑張ります!」と満面の笑顔を見せてくれました。嬉しい反面、この生徒が3年後に最高の笑顔で巣立っていくための責任をズシンと感じました。  ラグビー部が全国選抜大会で優勝して花園大会を含め6季連続日本一の成績を収め、また53期卒業生の石橋千彰さん(競泳)が、42期の村田修一さん(野球)・48期の長友佑都さん(サッカー)に続いてオリンピック代表に選ばれるという、素晴らしい知らせと共に新年度のスタートです。  (K)
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